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Tw300字ssさん(@Tw300ss) のお題「笑い」に参加しました。

題名:『そういえばそんなこともあった、と彼を苦笑させたある夏の日の回想』
ジャンル:オリジナル、八奈結び商店街
注意書き:拙作『八奈結び商店街を歩いてみれば』をお読みでない方に不親切な作りです、申し訳ありません…!


「300字SSはおねショタで貫き通す!(キリッ)」とか思っていたのですが、“笑い”というお題のときに千十世のことは外せねぇんだよなぁ…というこれまた非常に個人的な思い入れで書きました。いつも以上に自己満足で申し訳ない…!


拙作『八奈結び商店街』のお試し版はこちらから →  ・ 
ではでは本文は続きから。


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 和希が帰ってくると、店から出てきた千十世と鉢合った。また繁雄をからかい、怒らせたらしい。あのニヤニヤ笑いが張り付いている。


「またか、チトセ。アニキ怒らせるんそんなおもろい?」
「うん、もはやジャンキーの域だね」


 和希の問いに即答する千十世だが、彼女はむくれてる。


「でもほんまに楽しそうにしとるチトセ、ウチ見たことない」


 と彼女が言うから、誤魔化すように彼は頭を掻いた。


「やからな、いつかウチがおもっっっっっっっきり笑わせたるわ!」


 ビシッ! と指を突き付け、和希はそう宣言した。ほなな、と手を振り店に入っていく。


「それは…怖いなぁ」


 顔を俯かせた千十世の呟きは、八奈結びにも響き始めたひぐらしの声に融けて消えた。


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Author:世津路章
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◆リンクについて
当ブログはリンクフリーです。ただし、アダルト・宗教系サイトは除きます。
◆作品
当ブログ及び小説家になろうにて、『ミス・アンダーソンの安穏なる日々』『八奈結び商店街を歩いてみれば』を連載しました。前者はおねショタ小説で、現在公開休止中です(無敵の女傭兵ミス・アンダーソンを抹殺すべく派遣された羊ショタ執事悪魔(レベル1)のどたばたコメディ)。後者は大阪のどっかにある商店街が舞台のなにわ人情お約束劇です。

アイコンは岡亭みゆ様にご制作頂きました。

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